【一輪挿しに生ける】
今日のお花は、庭の椿と青空市場で見つけた桃などのお花達。
使うアイテムは『カットクロス』
まず、長方形にカットして角を落とした和柄のクロスを敷きます。
今日の器は、陶器の『一輪挿し』の壺。
手の中にストンと収まるサイズです。
二つ並べるとお雛様のよう♪
お水をそそぎ、先ず、『寒あやめ』を生けます。
青空市場で出会った、「はじめまして」のお花です。
茶色くなっている葉先をカットします。
斜めに切ると自然な感じに見えるはず…。
少ししならせて風情をつけ、長短二枚を生けます。
寒あやめの花はもともと短いので、水切りするだけ。
桃は蕾を高く、ぐらぐらしない様に「折り留め」をして、かわいく咲いている花は短く口元に挿します。
寒あやめを「男雛」、桃を「女雛」に見立て、「ひな祭り」の生け花になります。
麦と菜の花も春らしくて素敵です。
三つ並べると「三人官女」のようです。
五つで「五人囃子」。
ひとつひとつは小さな生け花ですが、組み合わせると華やかな大作になります。