雛祭りは、女の子にとっては1年に1度の非常に楽しみなお祭りです。
お祭りの当日、ひな人形を飾ってお祝いをするのが、これまでの日本の習わしです。ひな人形は、古くからお嫁さんの親が用意するのが一般的であり、他人からプレゼントをする習慣はありませんでした。
これは、古くからのしきたりで「女性は男性の家に嫁入りするもの」となっていたため、女性の親が自分の娘に会う口実を作るためにひな人形を娘にプレゼントすると言われていたからです。
しかし現代では核家族化が進み、あまりそういった習わしにこだわらない風潮が強くなっています。そのため、誰がプレゼントするのかといった点にはあまりこだわらなくても良くなっています。
むしろ、既にその家にひな人形がある場合でも、最近では小さな可愛らしい雛飾りがたくさん登場しているので、恋人や友人がこれらの雛飾りをプレゼントするのも趣があって良いものです。
これまで雛祭りは女性のお祝いをする日でしたが、最近では男性も含めてみんなでお祝いをする様子もみられます。
可愛らしいひな人形を、男性が恋人である女性にプレゼントするのも今の時代の流れでしょう。